自分のことをドラグーンビートと思い込んでいるDragoon D-ENDデッキについて
はじめまして、本日からブログを発信しますノブです。
今回最初のテーマは遊戯王OCGでも類を見ない最強融合モンスターを活用したデッキこと「ドラグーンビート」について語らせて頂きます。
行けっ!ドラグーン(D-END)
ふざけているのかああああああ!!
そのドラグーンじゃない!!!
Dragoon D-END(ドラグーン ディーエンド)とは何か?
アニメ「遊戯王GX」の作中にて、D-HERO使いのエド・フェニックスと千里眼グループが莫大な開発費(1000億円)を掛け共同で作り上げたカード。
通称「最後のD」である。最強のDーHEROの一つである「D-HERO Bloo-D」と「D-HERO ドグマガイ」を融合素材にし、これだけ大金を注ぎ込んだのだから「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」並みに無双できるに違いない(期待)
攻守共に3000であり、相手のエースモンスターを焼き払いながら大ダメージを与える効果、破壊されても墓地から時を得て蘇る生命力とまさにデッキのエースとして運用しても申し分のない強さ(あとデザインとネームがカッコよすぎ)
で「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の方は…
融合・効果モンスター
レベル8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
(1):このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
(3):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
これが遥か未来の810期辺りの遊戯王環境エース、さすがに強いを通り越して禁止不可避ですね"現代のカード""禁止ではない"
今や遊戯王でドラグーンといえばこのぶっ壊れの方を関するニュアンスである。耐性0、破壊効果使ったらバトルフェイズを行えない負債5000億円のD-ENDがこんな俺TUEEE!!!の象徴に1000%敵うわけない…
それはどうかな?
ここで諦める必要性は一切ないです。何故なら最後のDを存分に活躍させるデッキが
あるんだなぁこれが!
デッキ紹介・採用カード
やる事はD-ENDを連続で融合召喚しながら、圧倒的攻撃力と再生能力で相手のモンスターを一網打尽にし、パワーで押し切るのがコンセプトです。
採用カードについては大まかに解説して、見どころポイントは随時ピックアップします。
メインデッキ:
- E・HERO ソリッドマン V・HERO ヴァイオン
このデッキの展開の要のため、3積み必須 詳しい解説は後程
展開パーツおよび便利なHERO強化カード、特にリキッドマンはイゾルデで呼び出したディスクガイを墓地から特殊召喚し、2ドローできるニューカマー。
- D-HERO Bloo-D D-HERO ドグマガイ D-HEROディアボリックガイ D-HERO ディスクガイ D-HEROディシジョンガイ D-HEROディバインガイ プロのデュエルを演出するダークヒーロー達。
D-ENDの融合素材兼メインデッキのエースであるD-HERO Bloo-Dは本物の悪魔(負けフラグその1)。ドグマブレードも健在(ただのコスト)
- 開闢 イゾルデで持ってくることが出来、光(イゾルデ)と闇(D-HERO)のコストも完璧。次のターン確実に相手を倒す構えができるプレッシャー要員(負けフラグその2)
- フュージョン・デステニー おなじみのデッキ融合。これ1枚でD-END即出し可能、アナコンダでも悪用可能。デメリットはあってないようなもの
- デステニー・ドロー 貪欲な壺 ドローは人生の縮図
- D―タクティクス 死魂融合 D-ENDを最強にする要素。タクティクス構えながら、死魂D-ENDで相手ターンフリーチェーン除外。さらにD-END蘇生でさらに除外
- 聖騎士の追想 イゾルデ D-ENDコンボの立役者。召喚時戦士族どれでもサーチで融合素材選び放題というデメリット無視の芸当。サーチ先はBloo-D、ドグマガイを筆頭に次のターンに備えてのリキッドマン、開闢もおすすめ。 装備カードコストにディスクガイをデッキから呼び出しデコード・トーカーやアナコンダにつなげることも可能
- 捕食植物ヴェルテ・アナコンダ 通称スリザリン 2000払うだけでD-ENDで優勝できる潜影蛇手
- 鎖龍蛇―スカルデット 上振れた時にディアボやイゾルデで素材かさ増しして4ドローで気持ちよくなれるモンスター
- X-HEROリンク
D-ENDにおいては哀しみを背負う羽目になった原因(HEROサポートしては完璧)
特にディストピアガイはタクティクスやスカルデット、ドレッドバスター(10円)でステータス変化でトリッキーなフリーチェーン破壊が可能。
- 超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
1ターン3D-ENDはこのデッキなら造作もないのでD-END2体でエクシーズ召喚2000
ダメージでゲームエンドとやりこみ要素だせるモンスター
展開パターン
手札にV・HERO ヴァイオンと特殊召喚できる戦士族モンスター(*E・HERO ソリッドマン)の2枚でDragoon D-END(ドラグーン ディーエンド)を確実に融合召喚できます。
E・HERO ソリッドマン召喚→ソリッドマン効果でV・HERO ヴァイオン特殊召喚→効果でデッキからE・HERO シャドー・ミストを墓地→シャドー・ミスト効果でデッキからD-HERO Bloo-Dを手札に加える→ヴァイオン効果で墓地のシャドーミスト除外でデッキから融合を手札に加える→戦士族2体で聖騎士の追想 イゾルデをリンク召喚→イゾルデ効果でデッキからD-HERO ドグマガイを手札に加える
この一連の展開でDragoon D-END(ドラグーン ディーエンド)の融合召喚に必要なカード3枚を手札に用意することができます(1000億円)
さらにイゾルデ効果でデッキから装備カードを1枚墓地に送り、ディスクガイをデッキから特殊召喚→イゾルデとディスクガイで捕食植物ヴェルテ・アナコンダをリンク召喚→アナコンダ効果で2000ライフコストにデッキからフュージョン・デステニーをコストにデッキ融合で2体目のD-ENDを融合召喚 とまるでTV通販で同じ商品がもう一個特典で付く並みに出せます(合計2000億円)
さらに死魂融合があれば3体連続でD-ENDを繰り出すことができます(合計3000億円)
例の上位互換こと超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズには絶対に真似できない展開です。なぜならドラグーン・オブ・レッドアイズは強すぎて制限カードとなり、ルール上2体以上出せないからである。
3人に勝てるわけないだろ!!馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!!(なお効果スペックが桁違い)
注意点
Dragoon D-END(ドラグーン ディーエンド)の問題点
・そもそもDragoon D-ENDはHEROではない点
ヴァイオンに直結するV・HERO ファリスやX-HEROクロスガイといった最強クラスのサポートがD-ENDを出すために使えない(!?)どちらも「HERO」しか特殊召喚できない制約付きだからである。ネームアドバンテージSランである一方でバグに近い不具合を生じる哀しみを背負っている。フュージョン・デステニー、D―タクティクスぐらいしか対応しているサポートがないので負債ポイント抱えている点です。
2000円以上の買取をよく見かけるファリス。本来HEROで使ったら圧倒的展開力を繰り出すが、HEROではない D-ENDが出せない問題が生じるため採用できない(出来るのであれば3枚即買いします)
・Dragoon D-ENDよりも融合素材のD-HERO Bloo-Dが強い点
アニメ「遊戯王GX」好きな人ならばお分かりのように、エドはもちろんあのプロリーグで10年無敗のチャンピオンのDD(CV.井上和彦)が駆使した本物の悪魔ことD-HERO Bloo-Dが強いのは明白です。
はっきり言って、D-HERO Bloo-Dであの強耐性である超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズすらも確実に装備して除去したり、相手フィールドだけスキルドレイン状況にするので
融合素材のほうが強いという問題が生じている!
ついでに攻撃力問題も、オネスティネオスで解決しているのでスケープゴートやアウローラドンで特化させたほうが強いと思う方がいてもおかしくない。
デッキ使用者および対面上の問題点
・次のターンが回ってこないこと
最近の遊戯王のデッキが軒並みカードパワーの性能強化で、環境はもちろんカジュアル下においても盤面瓦解してからライフ0は余裕が多すぎる。次のターン確実にD-ENDが墓地から蘇り、相手のエースを粉砕するといったフレーズが思いっきり負けフラグと化す。このデッキプロデュエリストエドのエースが軒並み負けフラグの呪いを被りすぎて逆転負けが様式美と化している。
・デッキ構築上メタカード対策度外視で展開中心の構築にしていること
Dragoon D-ENDをインスタントかつ最速で召喚したいのでHEROの展開力とドローソースといった最適化は尽くしたものの、誘発のスロットや除去カード・無効カード系を入れにくい仕様となったこと(そもそも誘発などメタ要素含みながら平気で1枚初動多様デッキが強すぎる)。増Gケアの墓穴かうららは欲しいのは確かなので、万が一どんなデッキと対戦しても D-ENDは絶対出すくらいにはしたいところです。
最後に
このドラグーンビート(D-END)はエースモンスターを主軸に面白い会話しながらデュエルができるように構築したので、D-ENDを8割強出せることを前提として組みました。
使用用途はデュエリスト交流会などの対戦会や身内カジュアルのオフで対戦者に笑顔を押し付けながらDragoon D-ENDを即座に召喚しつつ、DDのようにD-HERO Bloo-Dで相手のエースモンスターを翼の一部にしたり、ディストピアガイでアカデミアの総司令官になったりしてデュエルの多様性を広げやすいです(なおどのモンスターも負けフラグを立てるため逆転負け連発ですが元気です)
もしこの記事を見て、Dragoon D-ENDかっけえええ!!と思ったデュエリストや面白いデッキ検索中のデュエリストで自分も使ってみようというもの好きがいてくれたら、ぜひデュエルする際対戦相手に勇気と覚悟を以てこう言いましょう。
覚悟の準備をしておいて下さい。スタンバイフェイズに蘇ります。貴方に大ダメージも与えます。貴方のエースモンスターも問答無用で破壊します。サレンダーの準備もしておいて下さい!ゲームエンドにぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!
以上。茶番が多く、長い文でしたが、最後まで見ていただいてありがとうございました。次回作を乞うご期待ください(検索妨害ほんとに申し訳ございませんでした)